けんぶちックな地方そうせい

剣淵町内を歩く、食べる、泊まる、そして出会う…
菅井尚伸の「新鮮・町レポ」をお届けするコーナーです

#13 シリーズ「けんぶちックな冬のじんじん」其の一

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剣淵町の各種冬のイベント参加で、ブログの更新が遅れてしまいました。すみません。
お詫びに今回は、私の長々としたリポートではなく、
シーンをチョイスして好きなものから見ていただける写真中心の構成にしてみました。
シリーズ『けんぶちックな冬のじんじん其の一・二・三」

『冬のじんじん 其の一』アルパカ牧場プロデュース
・あかり de Night
・滞在企画第一弾  ”たどり着けるか豪雪の3号神社”  スノーシュー体験

『冬のじんじん 其の二』2018絵本の里けんぶち スノーフェスタ
・キャンドルらいとウォーキング ”あっぱれ北星信用金庫”
・地吹雪 de Hanabi

『冬のじんじん 其の三』
・「自治会対抗雪上綱引き大会」圧勝!!西町自治会
・じんじん冬のけんぶちっ子たち
・「自治会対抗ラーメン早食い競争」”剣淵中学校先生チーム 大惨敗の一部始終!”

・けんぶちックな グルメにじんじん”
・〆は名物 ”けんぶちックな福もちまき” でないと

という構成になっておりますので、お好きなシーンからご覧下さい。
※「じんじん其の一・二・三」各シーンに台湾のウー・グォーチンさん家族が登場します。
町の方の多くはご存じだと思いますがウーさんは去年、剣淵町の観光アドバイザーを務め、
現在も町の観光振興のために剣淵の情報を世界に発信しています。
2月13日から18日まで、奥様と息子さんの3人で剣淵に滞在されていました。
奥様と息子さんは初めて剣淵を訪れ、各シーンで町の冬を満喫していたようです。

では…ここから
『冬のじんじん 其の一』です。
正解は206個でした。
ハートキャンドルに使った牛乳パックの数です。言っていいのかわかりませんが、
当日は風があり、ろうそくの灯はついては消えの繰り返しで、炎上してしまうパックもあり
私がまともに灯したのは206個のうち10個ぐらいではなかったかと。
牧場スタッフには役立たずで申し訳なく。ですが、手もかじかみ、手袋は焦げ…
実は私はこの数日後、ろうそくでさらにひどい目に会うことに…

でも離れて見るととてもきれいでした。

キャンドルサービスに続きウェディングセレモニーは、
去年、剣淵町の観光アドバイザーを務めた台湾のウー・グォーチンさんが
奥様と息子さんの3人で1週間ほど町を訪れ、結婚25周年ということもあり
お二人を祝福することになっていたのですが、

札幌から来たというカップル、奥様の方が 突然”あの~いいですか”とマイクを持ち
”去年のバレンタインデーにプロポーズされて結婚しました”と。
一同 ”オーっ”  と大拍手!
そして彼女は、”いろんな感謝の気持ちを書いた手紙が入っています”と
おそらく、プレゼントと手紙が入った袋を旦那さんに渡していました。
旦那さん、ウルウル?していたような。
そんなことで急きょ、スノーウェディングケーキの入刀は ↓ こういうことに

この大きなナイフは…ノコギリ??
そしてロッジでは

オカリナコンサート
旭川でオカリナを教えているという二人の先生による演奏です。

最初の曲は「80日間世界一周」
今回は、アルパカの故郷南米からアメリカ、ヨーロッパを周って
日本へ、という構成で選曲したそうです。
「花祭り」「魔法のぬくもり」「ジュピター」「ムーンライトセレナーデ」
「見上げてごらん夜の星を」そしてアンコール「ホール ニューワールド」
どの曲もよかったです。演奏の前に曲の紹介をされていましたが、
その曲オカリナに合うのかな、と思った曲もあったのですが、
素人の想像でした。個人的には「ジュピター」と「見上げてごらん夜の星を」
「ホール ニューワールド」を、もう一度聴きたいなと思いました。

あかり de Nightの翌々日、ウーさん家族と井下さんの車で、
すごいところに連れていかれました。ちなみに…CX-8はでかいです。

背丈を超える雪壁をよじ登り、スノーシューで3号神社へ。
この企画実現のために小澤さんが、土地を所有する農家さんに許可をもらいに行ったところ
あんなところへ何しに行くの?と言う感じで、”プっ” と笑われたそうです。
でも、誰もやっていない企画っていうのは、こういうことから始って、
結果大当たりするものなんです。
ウーさんは去年、スノーシューを体験したそうですが、もちろん奥さんと息子さん
もちろん私も初めてです。

20センチほどは雪に沈むんですが靴と違って、足を雪の中から上げなくても
スイスイと進んでいきます。
ウーさん一家は、奥さんも息子さんも楽しそうにスイスイ、ですが

小澤さん、ピ~ンチ

途中何度か立ち止まって写真を撮ったりしながら
息子さん、疲れ果てたのか、雪とたわむれているのか…この笑顔は、たぶん後者ですね。
そして一家は ”3号神社” スノーシューで制覇です。

ウーさんは、こんなことを言っていました。
「こんな楽しい体験は、他に考える人はいない。私たち雪に馴染みのない国の人たちは
こんなことができるなんて想像もできない。私だったら、この企画で30人の
3号神社スノーシューツアーを組み、この寒さの中で競争させて一等賞になった人だけに、
超温かい食べ物の賞を与える。何レースかやれば、みんな必死になるし最高に楽しめるだろう」。
実際に体験したウーさんは、おそらく3号神社スノーシュー企画を、現地の写真と一緒に
情報発信していたんだと思います。今や、観光というのは、
そのレベルで企画を発想で来るかどうか、ということなんでしょうね。


真っ白で真っさらな雪原に、「自分の道をつくろう!」企画
小澤さんが撮った写真のような天気だったら…もっと良かったですね。

この3号神社は、剣淵の開拓に深く関わっていると聞きました。
ちょっとノスタルジックなトーンの写真と、
ウーさんの息子さんとたわむれるIさんのショットを載せて
特別編『けんぶちックな冬のじんじん 其の一』 おしまいです。

投稿日: 2018年02月21日カテゴリー: けんぶちックな地方そうせい

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