アルパカ牧場日誌

週末、牧場で暮らす小澤祐子の牧場日誌。
自然が好き、アルパカが好き、野菜が好き…。
「あさひかわ新聞」でも紹介されています。

赤ちゃん誕生

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みなさん、お待たせしました。アルパカ牧場に待望の赤ちゃんが誕生しました。

9月21日、午後3時過ぎ、は~は~と息を切らしたN君から電話がありました。何か事件でも起きたのかとドキドキしましたが、「キラちゃんの様子がおかしいので、獣医さんを呼びますね。」という内容でした。アルパカの出産は朝が多いという認識だったので、異変に気付いたN君はさすがです。赤ちゃんは、N君が畜舎に戻った時には、生まれ落ちる状態だったそうです。今は亡き飼育長のそばで、アルパカの出産を見てきたN君はとっさに、母親が座らないように抱きかかえたそうです。きっと、飼育長の声が聞こえたのでしょうね…。獣医さんも到着しない中、たった一人で赤ちゃんの体を拭いて対応してくれたN君に感謝です。

獣医さんが到着した時には、少し落ち着いていて、先生が一番にしたことはなんと!撮影だったようです。それにしても安産で本当に良かったです。

体調70㎝、体重5キロほど。目がパッチリ!足も長いイケメンです。N君やHさんからかわいい写真が送られてきました。でも、正直「え~!!!」

赤ちゃんの毛の色は、見事な茶色。一瞬ヤギの写真が間違って送られてきたのかと思いました。父親のパルはグレー、母親のキラは白、一体どうして茶色い毛の子になったのか…

私だけでなく、みんなが不思議がっています。でも、良く見てみると、耳は黒い毛…これはきっとパンチじいちゃんからいただいた色。そして口元の白い毛は、母親からの贈り物。これからの毛変わりをイメージさせる?不思議な赤ちゃんです。人見知りすることもなく、元気なので翌日から牧場デビューしました。その時の様子を是非ホームページの動画で見て下さい。メス達みんなに可愛がられ、スキップする赤ちゃんの様子が紹介されています。動きだすと、ヤギではなくバンビのようです。キラも、すっかり母親らしくなりました。

ミスティは、赤ちゃんの周りをウロウロしています。そして、Iさんもキノコ刈を忘れて?赤ちゃんのそばを離れません。メス柵で遊ぶIさんとの時間は、ショーです。目がはなせませんよ。そして名前は、100を超える候補の中からスタッフが絞り込み、最終投票の結果、チョコと命名されました。是非、会いに来て下さいね。

 

 

 

写真:ミスティ・チョコと遊ぶIさん

投稿日: 2018年10月12日カテゴリー: アルパカ牧場日誌

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