絵本の里北海道剣淵町 ビバアルパカ牧場

姫さん よく頑張りました ありがとう


大型連休の終わり、桜が満開だった5月6日の午後、ヤギの姫さんが静かに息を引き取りました。

享年(推定)16歳 老衰による心不全。

実は昨年12月に、食欲不振でうずくまり、2~3日立てなくなったことがありました。

ヤギの寿命は10~15年と言われており、姫さんも15歳オーバー。私達も心の準備をしました…が、なんと姫さんは再び立ち上がりました。ただ、前足が曲がり、伸ばしづらくなってしまったようです。

2026/01/22

前足を引きずることもありましたが、畜舎の中をあちこち移動し、元気な姿を見せてくれました。「おばあちゃんコンビ」で仲良しだったブラウニーさんを見送った後も、姫さんは穏やかな日々を過ごしていました。

異変があったのは4月下旬、ちょうど放飼場の入替とともに畜舎内の部屋移動をした頃。

エサ台の隙間に無理くり体を入れて挟まったり、前足を折ったままブワ~っと勢いよく移動したり、異常な行動がみられました。柵があるメスパカの部屋では、また足を挟む恐れもあり、壁のある奥の部屋へ移動。疲れたのか横たわってしまいました。

夜に様子を見に来ると、寝たまま足をバタつかせ、やり過ぎて足を擦りむくほど。おなかも少し張っていて呼吸も苦しそう。朝晩、体位を変えたりおなかをさすったり…2~3日は絶食し様子を見ることに。徐々にお腹の張りも消え、5月2日にはぬるま湯を少し飲めるようになりました。

4日朝には水、塩、細かく砕いたルーサンペレットを少しずつ口にしました。

驚異の生命力に何度も驚かされます。すごいよ!姫さん

6日朝、掃除のため姫さんに声をかけると、弱々しいながらも“ん‥メェ~”と返事をしてくれました。まるで最後の挨拶をするかのように…体は限界だったようです。

午後、静かに旅立ちました。

 

姫さんは2010年5月20日、当時ベビーだったパルさんが親離れするための放牧仲間として十兵衛さんと一緒にきました。

牧場にきた初日に脱走(笑) なかなかのおてんば娘でした。エサ箱の中で休むこともしばしば

親離れをするパルさん、ギンさん、ルネさんの良き保母さんでもありました。あっ、ルネさんの頃は頭突きで追い返してましたね(笑)

いつもまったりと過ごし、みんなを和ませてくれました。

今頃、相方の十兵衛さんと頭突きでもしてるかな?

 

姫さんを可愛がってくれた皆様に感謝とお礼を申し上げます。

最期に姫さんから、ひと言お礼を…

 

2026年05月09日 土曜日 13時52分 お知らせ飼育日誌

PAGE TOP