アルパカミニ知識
アルパカミニ知識
南アメリカ大陸の南米ペルーの中部~南部、およびボリビアに分布。
3000m以上のアンデス高原地帯で放牧されているラクダ科の動物。
野生ではほとんど生息していません。
ペルーでは毛をとるために飼われています。
常に群れをなして暮らし、1年中放牧されています。
主に草やコケを好んで食べます。
体の特徴
アルパカ 体長(頭胴長)約2m 体高(肩高)約0.95m。体重は約50- 55kg。
時速40km前後の走力がある。妊娠期間は約11ヶ月で、一産1子。
上の前歯は無く、歯の代わりに硬質化した皮膚がある。下には牙のような目立つ歯が生えていて、短い草を噛み切って食べている。
威嚇・防衛のために唾を吐きかけるという習性を持つ。
この唾液には反芻胃(はんすう い)の中にある未消化状態の摂食物も含まれており、強烈な臭いを放つ。
アルパカの唯一の武器ともいえる。
アルパカの毛
上質な毛糸 毛の太さは12 – 28μm。アルパカの毛は刈り取るまで伸び続けるため、約2年間ほど切らずに放置しておくと地面に届くほど伸びる。
毛の色は、白・黒・茶・グレー・ベージュの5種類に大別され、細かく分けると25種類ほどにもなる。羊毛よりも細くて長い繊維が独特の柔らかさと、なめらかな手ざわりを作り出しています。
アルパカの毛糸は、羊毛に比べ暖かく、羊毛よりも丈夫で縮むことも少なく、毛玉もほとんど出ません。アルパカの毛糸で編んだものはしわになりにくいという特徴もあります。
アルパカ達の食事 ~クローバーが大好き~
アルパカは草食動物です。基本的には草しか食べません。
畜舎内には、塩と水・冬の食料となる干草が用意されています。
ビバアルパカ牧場は、スキー場跡地を利用して作られたので草はたくさんあります。が、長い草は好きではないようで、短い草を探して食べています。好物は、クローバーです。
飼育係りのおじさんが、あちこち探して草をかり、毎朝運んできます。
手のひらにのせて差し出すと、おいしそうに食べてくれます。
アルパカは下にしか歯がないので、噛み付かれる心配はありません。
基本的に食いしん坊のようです。
剣淵町に初雪が降った時には、雪も食べてました!
2024年11月29日 金曜日 14時13分