けんぶちックな地方そうせい

剣淵町内を歩く、食べる、泊まる、そして出会う…。菅井尚伸の「新鮮・町レポ」をお届けするコーナーです。

#2「 ”もったいない”が見えにくい ”ジモティー”」

今回は、よく言われる「“もったいない” は地元の人には見えにくい」のリポートです。
前回、「福有会」さんの「ばあばの元気福みそ」の原稿を書き始めたのは、
レークサイド桜岡の部屋でした。
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窓から見える紅葉と桜岡湖の夕映がとてもきれいで、
15羽ほどの白鳥が池でたたずんだり、群れで飛び立ったり…で迷わず外へ。
初めて見た桜岡湖、私の目には、いくつかの“けんぶちック”が映りました。
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一つは、湖前面のステージ、もちろん町内のイベントですでに使われていることは
知ってはいましたが、背景の湖と森とのマッチング、とても新鮮に感じました。
何か誰もやっていないような仕掛けができないだろうか。
今後ぜひ、提案させていただきたい思っています。。
そして湖のほとりにあるカヌー艇庫外壁の、「ムーニャの散歩道」の案内図。
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周囲3800m、60分とあります。ふ~ん、でも“車道を歩くんじゃ危ないだろ”と。
たぶん、看板を見て、まずそう思うのは私だけではないと思うのですが・・・
なんとグルッと一周、遊歩道があるんですね。
夏の爽やかな朝、朝食前に散歩したり、自転車で一周したり…気持ちいいだろうな~
季節によって、いろんな花や鳥も見られるんだろうな、“ここ、いいな~”と。
冬は“ダイヤモンドダスト”もよく見られる、と井下さんに聞きました。
アウトドア、車中泊なども趣味の私は年中、車に折りたたみのテーブルとイス、
カセットガスコンロ、クッカーセット、シュラフなどを積んでいます。
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そんな私からすると、湖があって季節によって色んな風景が見られて、
歩いても自転車でも楽しめる遊歩道があって、カヌーができて、
子どもが遊べる親水広場にカーサイトキャンプ場、炊事場も備えていて、温泉つきの宿泊施設。
冬はワカサギ釣りにダイヤモンドダスト。さらにアルパカ牧場でエアボード!
ここはもっともっと体験・体感型アウトドアのPRをしないともったいない!と思いながら
部屋にもどって温泉へ。で、ふっと「こうやって手足を思いっきり伸ばしてお風呂に浸かる文化って
日本人くらいだろうな」と。この幸福感、外国の方にも味わってほしいですよね。

よ~し、インバウンド戦略のキャッチーなコピーを考えるぞ!
と午後6時すぎ、タブレットを持ってレストラン「湖水桜」へ。

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予約していなかったので指定された席に座り、生ビールを注文。
さっきから頭にちらついていた言葉を並べ…

「体感!The Great  Season  in  Kembuchi」
Spring  〇〇
Summer △△
Autumn ☆☆
Winter   ?? 朝食にはダイヤモンドダスト見学のサービス付き…

ビールも飲んじゃったので…なんかイマイチ
で、タブレットを置いてメニューを開きました。
そこに…見つけたんです “けんぶちック”。
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『花ごよみ』、町の方はもちろんご存じですよね。
剣淵産と道産の食材のオンパレード。地産地消の極みと豪華さ、そしてボリューム。
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料理長の「粋とこだわり」を感じました。さらに、なんとこれで1500円!
よそでこれだけの料理を出すとしたら3000円はするんじゃないですかね。
翌日、ホテルのフロント主任、菖蒲(あやめ)さんにお話を聞くことになっていたので
お会いして、活用しているというインバウンド向けのブッキング、アゴダ、エクスペディアで
「花ごよみ」の写真を紹介しないと絶対にもったいない、とお伝えしました。
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そして、湖水桜のメニューには、嬉しい一文も。『味噌は、福有会の「元気福みそ」を
使っているんですね。すでにタッグを組んでる! でも・・・控えめな感じがしました。
「福有会」のおばあちゃんたちと元気福みそ『食べものがたり』、そして湖水桜の
『花ごよみ』と料理長の粋とこだわり。インバウンド戦略の一つになり得るんじゃないですかね。

11月26日の北都新聞に、とてもいい記事を見つけました(士別のこと)
「以心伝心」
まだ知らない人に「一度でいいから行ってみたい」と思わせるPRはしているか。
▼…ネット社会においては、市民全員が、まちの「広報担当職員」。
その発想をどれだけの市民が持っているのか。
現在眠っているこの「職員」たちを動かすことができれば、まちづくりは劇的に変わる。
▼広報職員1万9416人によるPRは、世界にも十分通用するだろう。
その威力を見てみたくはないか。(吉田 航)

剣淵町の広報担当職員は10月31日現在3199人です。

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もう一つ 先日町が招聘した、台湾とタイの絵本作家さんたちを乗せた
札幌のドライバーさんが、アルパカ牧場でこんな話を。
「外国人観光客を乗せて、道内の観光スポット全域を案内しているが、
北海道を訪れるリピーターが望んでいるのは、もはや観光スポットではなく、
「北海道を独り占めできる場所と体験」「北海道を貸し切って、日替わりでおいしいものが食べたい」
つまり、とっておき感。地元の人しか知らない、もっと言えば、地元の人も知らない北海道を
自国の旅行代理店に探させ、事前にそのコースの視察までさせて、
自分たちだけの北海道旅行を楽しんでいるのだとか。
このベテランドライバーさん「北海道で、おそらく一番チャンスを秘めているのは、”道北”」と。
道央・道南にはない「道北の雪と寒さと味」をいかに体感させられるか。
誰もやっていない”日本のてっぺん きた北海道”。
まちの「広報担当職員」のみなさん、見てみたくないですか。

#3予告「地方そうせい ”まちづくりは人づくり”」
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<けんぶちックな ふぉと すて~しょん>
レークサイド桜岡 フロント主任 菖蒲(あやめ)勝治さんに提供していただきました。
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投稿日: 2017年12月01日カテゴリー: けんぶちックな地方そうせい

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