#ゼロ「彩香ちゃんとの約束」
旭川で生まれ、東京で30年あまりサラリーマン生活を送ってきました。
今年9月、仕事に区切りをつけて帰郷するにあたり、永年お世話になった
「日下部クリーニング店」へご挨拶をしに行きました。
いつも丁寧な仕上げをしてくれたご主人と奥さんにお礼を言っていると
2階から娘の彩香ちゃんが、おしゃれして降りてきました。
彩香ちゃんのことは小さな頃から知っていましたが、彼女は高校を卒業するころから
なぜかめっきり明るくなり、今は看護学校を卒業して、
夢だったという小児科の看護士をしているようです。ご両親からは
“病気の子どもに絵本の読み聞かせをしてあげるのが大好きみたいなんですよ”と聞いたことも。
出かけ際、“おじさんの実家はどこ?” と聞かれたので
”北海道の旭川だよ“と言うと、彩香ちゃんはびっくりした様子でスマホを落とし
拾いざまに“剣淵知ってる?”と。“知ってるけど、行ったことないんだよね“と私が答えると
彩香ちゃんは、一瞬天井を見上げるような仕草をしたかと思うと、すぐさま私に、
“お願いがあります。おじさん、ブログできますか?”と。
私が “いや、そういうの苦手で”、とか言っていると…彩香ちゃんはスマホをかざして
”旭川って剣淵近いですよね”
“これ「眺望の丘」っていうバス停なの。ここからの景色や町の様子
町民のみなさんがどうしているか、誰かに教わってブログで書いてもらえませんか”。
するとお母さんが
“この子、高校生のときに農業研修や絵本関係のお手伝いで
剣淵に行ってから明るくなって、第二の故郷なんですって”と
“ブログなんてできるかな~”と独り言を言っている私に、“じゃ~おじさん約束ね!”と言って
彩香ちゃんは、走って行っちゃいました。
この日は、東京ではまだ上映していない映画を、横浜まで見に行くんだとか。
お母さんに、何の映画を? と聞くと、“じんじん 其の二” とか言ってたかしら???
(#ゼロ「彩香ちゃんとの約束」 町のみなさんには伝わるかな~)
ということで、ビバカンパニーの方々に教えていただきながら、
「彩香ちゃんとの約束」、ブログを始めることになりました。
”よそ者目線”で、もしかしたら町の人が気づかない剣淵の魅力や強みを見つけて、
町の「地方創生」に、少しだけでもお役に立てたら、と思っています。
今後、頻繁に町に出没させていただき、いろんな方にお話などをお聞きしたいと思っております。
「じんじんと心ゆさぶる…それがけんぶちック」
ある映画監督が、脚本を読んで言いました。
”この本にはドラマはあるが、チックがない”(倉本聰「獨白」269ページ)
剣淵の”チック”を、みなさんからもご紹介ください。
週に1度金曜日に更新します。どうぞよろしくお願い致します。
<けんぶちックな ふぉと すて~しょん>
11月14日は、新人絵本作家を発掘するコンペティションで最優秀賞に輝いた
台湾のカン・ヨクカさんと、タイのカーンティダー・プラトゥムナンさんが
18日には、香港からのお客さまが、雪に大喜び!
投稿日: 2017年11月16日カテゴリー: けんぶちックな地方そうせい