#10「地元住民にとっての”日常”は、観光客にとって”非日常”」
お分かりですね。
2月18日(日)の「絵本の里けんぶち スノーフェスタ」の前夜祭に行われる
“キャンドルらいとウォーキング”に向けて、観光協会、商工会、役場の方々などが
毎日“シバレ”具合を確認して、もうアイス作りを始めていました。
最終的には500個以上だそうで、ちょっとお手伝いかたがた「まちの駅」へ。
朝8時、“シバレ具合OK”!を合図に取り掛かります。
前日の朝、水を8分目入れたバケツには、内側に厚さ2~3センチの氷が張ります。
それを、まちの駅の中に運んで、ひっくり返し、中の水を捨てます。
氷の厚さや透明度は、なぜだか微妙に違い、触ると割れてしまいそうなものも。
実際、日によっては、いくつも割れてしまうこともあるそうです。
それを、慎重に軽トラへ(軽トラアイス)。この日は天気が良く、ガラスのようにキレイです。
本日は53個…でしたっけ、大居さん?
軽トラに乗せるということは、どこかへ運ぶということですが…
行先は、、、まちの土木機械倉庫
氷の底と上に丁寧に木の板を置いて…倉庫にアイス、
これって北海道以外では絶対に見られない光景ですね。
このスペースに500個も、どうやって並べるのか、壮観でしょうね。
まちの駅では、明日に向けて、またバケツに水を…約500個まで、まだまだ何日もかかりますね。
みなさん、ごくろうさまです。私にとっては非日常でした。またお手伝いに行きます。
撮った写真を見て気づいたのですが…やかんは何に使っていたのか、取材し忘れました。
ここから今回の本題です。
前々回、農泊(農家さんでの民泊)について触れましたが、またちょっと気になるデータを発見。
☆以下データの出典はいずれも国土交通省 観光庁
~訪日外国人旅行者の「有償での住宅宿泊」 利用率は12.4%~
観光庁が去年7-9月から、初めて分析したものです。
いわゆる「民泊」は、特に去年に入って大きく伸びています。
次に国籍・地域別では、中国や台湾、韓国、タイあたりが圧倒的に多いのでは、と思ったのですが、意外に…
1シンガポール
2フランス
3インドネシア
4オーストラリア
5カナダ
シンガポールは、観光・レジャー目的の4割が「有償での住宅宿泊」を利用しています。
で北海道は、というと
残念ながら、メチャクチャ低いんですが…
これら2つのデータを逆に捉えると、
まだ少ない中国や台湾、韓国、タイなどから、北海道に呼び込む余地が大きいということになります。
「有償での住宅宿泊」特徴を見ると、
年代では比較的に若い世代
旅行の手配は90%近くが個別手配
来訪回数約半分が複数回
滞在日数も想像以上に長く、同行者も取り込める
さらには
他の宿泊施設は利用せずに、「有償での住宅宿泊」のみ、が6割を超えています。
今月16日、観光庁は去年の「訪日外国人」の調査結果を発表しました。
そんな中、1月24日、レークサイド桜岡であるセミナーが開かれました。
観光ホスピタリティセミナー in 剣淵町「おもてなし=ホスピタリティ」とは何か
1 剣淵町の観光概況は
◇平成28年度の観光入込客数は約63万人。伸び悩み。
◇ほとんどが道内客(道外客は、ほぼいないに等しい)で、宿泊客は僅か1%しかいない。
現状は厳しいですね。講師の(株)北日本調査社 伊勢田社長からは、いろいろな話がありましたが
私が町のみなさんにも伝えたいなと思ったのが、今回のタイトル
「地元住民の日常は、(特に)外国人観光客にとっては ”非日常”」だということです。
外国人観光客は、確実に変化しています。
①リピーター
・「初めて訪日」38%
・「2回以上の訪日」 62%
②団体旅行からFIT(個人旅行)
・旅行手配法「旅行会社等の団体ツアー参加」 19%
・往復航空券と宿泊等がセットの個人旅行向けツアー参加」 10%
・往復航空券や宿泊等を個別に手配」 (なんと)71%
こうした訪日外国人の ”変化” は剣淵町にとってもチャンスです。ポイントは3つ
・今まで外国人が来ていなかった地域が有利
・実績、知名度は度外視。「情報戦」で商機・勝機
・思いがけないもの、コトが「資源」に
そして、おもてなし=ホスピタリティ=フツーのコトをすること。
ふだん、お子さんやお孫さんに喜んでもらうためにやっていることを、
外国人観光客にも、そのままフツーにしてあげればいいということでした。
小澤さんが書いている「アルパカ牧場日誌」にこうあります。
『Mさんは、言葉の通じないマレーシアのお客様にソリ遊びをすすめ、
更にレークサイドまで案内しました。自分の意志と判断で。
そして食事後、JR駅までの移動をホテルの方にお願いしたそうです。
次の移動を信頼できる人に託すという行動に、私は正直驚きました。
マレーシアの方は、きっと新年を迎える度に、剣淵町のことを
「おもてなしの町」として思い出してくれることでしょう』(引用終わり)。
このマレーシアの方にとって、Mさんの行動は ”思いがけないコト”だったに違いありませんね。
剣淵町のみなさんにとって最たる日常であり、思いがけない「資源」になり得て
ふだんやっているフツーのこと、と言えば…「農業」ですね。
セミナーの後、伊勢田社長と立ち話をした際、思い切って聞いてみました。
「農泊」は当たるでしょうか? の質問に伊勢田はさんは
”農泊ブームは確実に来ます” と仰っていました。
きのう25日の北海道新聞にも、さらに ”農泊ブーム”到来を予期する記事が…
(ここから引用です)
訪日客 休耕地で農業 種まきから収穫まで体験 ☆見出し
道内をはじめ国内外で商業施設の企画開発運営を手掛けるプロットグループ(東京)は今春から
訪日外国人客に離農者など所有の休耕地や空き家を貸し、種まきから収穫まで体験させる
新事業を始める。北海道ブームが続く台湾を中心に、アジアからの観光客を道内各地に何度も呼び込み
地域活性化にもつなげる考えだ。(中略)
収穫期には地域住民と交流できる試食会を開く。
日ごろの畑の手入れは、元農家などに依頼する。料金は、一人当たり年間数万円の見込み(旅費除く)
初年度は試験的に2、3カ所で始め、5年後には約20カ所を目標に広げたい考えだ。
候補地は現在、選定中。(中略)
台湾では道産食材の人気が高く、道内に長期滞在する個人旅行が増えていることから、
誘致に関心がある地域とのマッチングを進めることにした(引用はここまで)
セミナーで、伊勢田さんは、こんなことも言っていました。
”普通のコトでのおもてなしをする「競争」は、すでに始まっている” と。
乗り遅れないことが重要ですね。
最後に一つ、「おもてなし」で気をつけなければいけないことがあります。
テレビ局からは絶対に声がかからない、松元ヒロさんという芸人が、こんなことを言っています。
「おもてなし」は、〇〇総理のように、口先だけで調子のいいことを言ってはいけません。
〇〇総理の ”おもてなし” は、『裏ばかり』ということですから
投稿日: 2018年01月26日カテゴリー: けんぶちックな地方そうせい