アルパカ牧場日誌

週末、牧場で暮らす小澤祐子の牧場日誌。
自然が好き、アルパカが好き、野菜が好き…。
「あさひかわ新聞」でも紹介されています。

笑顔で始まる

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2018年、牧場のお正月は大根カレーを食べることからスタート。道北の町では、ほとんどの店が閉めているため、ランチは3日間限定で頑張りました。…と言っても、おうち感覚で常連のお客様といただくランチです。札幌の3人家族は、スタッフと台所で食べることが恒例になっています。にぎやかでした。今年は、玉ねぎ農家のIKさんが、東京からのお客様を連れて来てくれました。大根カレーには玉ねぎもたっぷり。その玉ねぎが、自分で作ったものだと分かっているからか「うまい!」を連発。私のテンションもマックス。すると、N君とIさんも、ちょっとだけ遅れて「今年はおいしい…」とゴマすり。でもいい。

みんなで、ごはんを食べることから始まったお正月。今年もおいしい野菜と、幸せを分かち合いたいものです。

パルお正月ミィーティングでは、今年はこの牧場の「オチ」を考えて行動しよう…とIさん。例えば、山頂ドライブをした、最後は何で締めくくるか?エアボードをした、そのあとは?それぞれの対応に何かあるはず。このアドバイスの後、スタッフの行動にも変化が…

Mさんは、言葉の通じないマレーシアのお客様にソリ遊びをすすめ、更にレークサイドまで案内しました。自分の意志と判断で。 そして食事後、JR駅までの移動をホテルの方にお願いしたそうです。次の移動を信頼できる人に託すという行動に、私は正直驚きました。

マレーシアの方は、きっと新年を迎える度に、剣淵町のことを「おもてなしの町」として思い出してくれることでしょう。さて、私が旭川まで案内したのは、台湾のカップルでした。カタコトの英語でJRインに泊まっていることがわかりました。二人と旭川の居酒屋やラーメン店についての情報交換。まるで、私達が海外に行っているような気持ちになりました。Iさんはお正月の営業状況を確認するために、旭川市内観光。第一希望の「天金」が営業中。「オチ」は笑顔でのお別れでした。

年末、私達は剣淵までのJR出発時間をお知らせする英語のチラシを配りました。誰の手に、何人の人にその情報が届いているかはわかりませんが、小さな牧場だからできる取り組みだと信じています。「困ったら電話してね!」思いをこめての一文を添えました。どんなことも「仕事」とくくらずに、出会いを楽しみたいと思います。HPではスタッフみんながご挨拶しています。見てね!

写真は、今年の秋にパパになるパル君です。

投稿日: 2018年01月24日カテゴリー: アルパカ牧場日誌

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