アルパカ牧場日誌

週末、牧場で暮らす小澤祐子の牧場日誌。
自然が好き、アルパカが好き、野菜が好き…。
「あさひかわ新聞」でも紹介されています。

春一番の贈り物

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今年の大雪にはみんなが困り果て、筋肉痛の人も、骨折の人も多い気がしています。

牧場では、重機を操縦できるN君の出番の日が決まって大雪。申し訳なく思うほど、除雪の日々が続きました。そんな日は一日中、雪を押したり捨てたりして、若いN君もくたびれているようです。土日は、そこにIさんが加わり、ふれあいコーナーからの排雪が急ピッチで進められます。Hさんも融雪剤をまいて、春支度。

広くなったパドックでは、オスのアルパカ達が元気よく走りまわります。人間と同じで、環境を変えてあげると、アルパカ達の気持ちもリフレッシュされるのかもしれませんね。

さて、みんなが外でワーワー、ガーガーしている日、私はひとり瞑想…頭の中では、もう5月の連休企画がスタートしています。まず、春に欲しいものを書きだしてみる。

1ガーデニング用のアルパカの置物 2.アルパカのテラコッタ 3.桜色のアルパカマフラー

4.ロッジ内のテーブルクロス 5.タープテント…書き出すと止まらなくなるのでこれくらいにしますが…

こうすることで、私が目指す春の牧場のイメージが浮かび上がるのです。今年は、入り口付近でアルパカの置物がお出迎え、お客様はまず、ビックリ!「生まれたんだ~と思う?」中に入ると模様替えしたロッジ内が桜色に…そこに販売されているのは、春限定のテラコッタ(アルパカ型の植木鉢)今年もハーブや山野草に癒されてほしいですね。早く雪がとけて、斜面にたくさん花を見つけたい!そのためには日よけのタープテントが必要。椅子の色はカラフルにしたい…そして、アルパカとの距離が近いことをもっとアピールするための写真展も企画します。スペシャル企画は、パルとキラのカップルを特別なスペースで展示すること…このアイディアは、飼育担当のみんなからは不評でしたが、なんとか別のスペース・別の角度から、主役となる新カップルのアルパカを楽しむ提案を、実現させたいと思っています。

今日は、到着したばかりのガーデニング用のアルパカを畜舎に入れてみました。オスのアルパカ達は、すごい勢いで走りまわり、なかなか近づこうとしません。一番先に興味を示したのはパル君でした。自分の子供と勘違いしたかな?何度も何度も寄っては匂いを嗅いで、走りまわるアルパカ達。「ビックリ感」いぱいの贈りもの。

春のイメージ…いい感じです。

あぁ~「欲しいものは何?」なんて誰か私に聞いてくれないかな~

写真:置物のアルパカを囲むオスのアルパカ達

投稿日: 2018年03月15日カテゴリー: お知らせ

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