アルパカ牧場日誌

週末、牧場で暮らす小澤祐子の牧場日誌。
自然が好き、アルパカが好き、野菜が好き…。
「あさひかわ新聞」でも紹介されています。

剣淵川下り~五感に刺激~

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8月7日から11日まで、剣淵川での川下り体験を行いました。期間中、大人や子供たち、道外の人や地元剣淵の人にも参加していただき、賑やかでした。私は、最終日に急遽参加することになりました。前日は大雨で、中止になるのではないかと心配しましたが、私は「晴れ女?」出発の12時にはきれいな青空になりました。剣淵橋の下は、少し秋を感じる風が吹いていて、漕がなくてもラフティングボートが流れてくれる感じがしました。Iさんによれば、期間中一番の水量と風だったようです。つまり最終日にして絶好のコンディション。
柳の葉も風に揺れ、表に裏に光を浴びてとてもきれいでした。ある場所ではセミの声、別の場所では鴬の声…みんなが耳を澄まして自然の中で聞こえる音を確かめているようでした。目の前には、ゆっくりと羽を広げて現れるアオサギ、群れで飛ぶカワウ、水面すれすれで飛ぶハヤブサ…みんながIさんの解説に耳を傾け、鳥たちの華麗なショーを写真におさめようと、必死でした。何かに夢中になっている時って、本当に楽しい!
連日、泳ぐへびを見たという情報があったので…私は、水面に浮かぶ棒をへびと見間違えたり、大雨で流れ着いた白いゴミ袋が、大きな鳥に見えたり。普段は見えないものがくっきりと見えるような不思議な感覚。目が良くなったような気がしました。
出発から1時間、9線橋の上にスタッフの姿!私は知っていたけど…おやつと飲み物の差し入れ「サプライズ」無事にキャッチ!です。その後も橋が見える度に、また差し入れがあるかもしれないと、ワクワクしました。期間中、人気だったおやつは剣淵産のミニトマト。水の上で食べる野菜の味は格別でした。
さて、ゴールの士別市香りのガーデンが見えて来た時、少し手前にある鉄橋の上を、運よく列車が通って行きました。何もかもが初めて見る光景でした。でも、見とれている場合ではありません。そこは天塩川との合流点。水の流れは速く、大きく波立っていました。ボートの下からはザフザフ水が入ってきます。履き替えてきたサンダルの意味がわかりました。
ボートは安定していましたが一番緊張した場所でした。
ゴール地点では、ボートを引き上げるためスタッフが待っていてくれました。想像以上にボートは重いのです。男性4人でやっと引き上げ、ちょっとぐったり。本当はここから自転車で牧場に帰るという企画でしたが、お腹ペコペコ。しかも汗だくで、自転車に乗る人はいませんでした。
期間中のランチは、牧場夏野菜のカレーです。おいしい野菜を食べている剣淵の人の反応はイマイチでしたが、町外の皆さんは、新鮮な野菜の味を大絶賛!!大根カレーはやっぱり、ラフティングにも合うなぁ。夏バテ気味の私には充電タイムになりました。

写真:橋の上から降ろされるかごの中には何かが?!

投稿日: 2018年08月21日カテゴリー: アルパカ牧場日誌

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