台湾ウーさん家族の体験
2月14日から18日までは、毎日が冬を楽しむ体験デー。私達は、台湾から来ていたウーさん家族といっしょに体験を楽しみました。最初に出かけたのは、ウーさんが「魅力ある町」と太鼓判を押していた幌加内町です。3メートルを超える積雪地帯をひたすらドライブ。車内…沈黙。町内いたるとこに雪の山、屋根に積もった雪を見上げて立ち尽す人… ウーさんは、朱鞠内湖を「雪の砂漠」と命名しました。さてワカサギ釣りの受付は、初心者の私達にとって、とても親切で便利な内容でした。エサ付きの竿もテントも借りられるので、本当に手ぶらでOKでした。感動したのは、ガイドのお兄さんが道具の使い方を説明したあとも、テント内に留まり、最初の1匹が釣れるまで、見守ってくれたことです。みんな大満足。寒さを感じることなく、ワカサギ釣りに集中!ゆっくりすぎる静かな時の流れでした。
幌加内町には、釣ったワカサギを天ぷらにしてくれるお蕎麦屋さんが何軒かあります。私達も30匹ほどを「せいわ温泉ルオントそばの里」に持ち込みました。蕎麦が出来上がってくる前に、ふわふわの衣をまとって登場!ほどよい塩味と、サクサク感に感動しました。
さて、「そばの里」のおすすめメニューは「塩そば」です。ラー油をかけていただくという説明に、みんなが興味深々です。たっぷりの透明なスープに、たっぷりの麺。トッピングは豚バラ肉と野菜がいっぱいで、ヘルシーな感じ。温まりました!台湾ではあまり蕎麦を食べないそうですが「台湾の人にうける!」と、一滴のスープも残さず完食でした。
ウーさんの目標は、来年の冬に仲間といっしょに剣淵を訪問して、冬の体験をすることだそうです。そのために家族3人で体験をし、ロケハンをし、その場からの情報発信を続けていました。台湾で友達が情報を待っているそうです。ワカサギ釣りも、剣淵での神社めぐりも、エアボードも合格。「せいわ温泉ルオント」は、ロビー内にあるお土産コーナーの評価も高かったようです。乾麺を買い込んでいました。この光景をそっくり、牧場や道の駅に置き換えて考える…私の宿題です。
どの体験も、地域の人もすばらしいのに、ツアーとして定着しない原因は何か?ウーさんのつぶやきから感じたことは、剣淵周辺は、繋ぎの手段がなさすぎる地域だということです。道路はしっかり除雪されているので、移動はできるのです。「地域にある立派な温泉施設を活用しなければ、もったいない。PRは広域でしなければ…」ウーさんは、力説していました。Iさんのように、ガイドもできるアッシーが必要!!
それにしても、ウーさん家族の防寒対策は意識が高い!私は気合負けか、風邪をひいてしまいました。 私には冬の体験ツアーより、春を感じる癒しの旅が必要かも。
写真:ウーさん夫妻がワカサギ釣りに挑戦(朱鞠内湖)
投稿日: 2018年03月01日カテゴリー: アルパカ牧場日誌