牧場のハーブ
先日、マスクをした青年2人が牧場にやって来ました。山頂ドライブに感動したらしく、撮った写真を見ながら、まったり…「風邪ですか?ハーブティーを飲んでみます?」と声をかけると、驚きながらも大きく頷いた2人。私はさっそく外に出ました。ミント、アップルミント、レモンバーム、カモミールも良く育っていて、そばを歩くだけでとても爽やかな香りに包まれます。この季節は、色々な緑の葉にも癒される牧場です。
葉のブレンドは気分次第。3種のハーブにお湯を注ぎ、ハーブティーが完成。入れる度に同じ味、ということにはなりませんが、紅茶とは違ってスッキリします。鼻や喉の不快感は、あきらかに軽減されると、私は感じています。
さて、2人の青年は興味深々。男性がハーブの香に包まれるという体験はあまりないのかもしれません。仲良く楽しんで、帰る時にはマスクをはずしていました!スッキリね?!
同じ時間帯、シンガポールから来たという一家族がロッジへ。私は暖かい紅茶を淹れました。こちらのグループの滞在時間も長かったので、心を込めて「玉露」も入れました。言葉は良く聞き取れませんでしたが大喜びのリアクション。「日本の味をプレゼント」私もハッピーでした。帰り道、ロッジ周辺に咲く花の中に子供を立たせ、写真をパチパチ撮っていました。
あと1週間もすると、ハーブ系は薄紫色の花をさかせるでしょう。窓辺はホップが勢いよく伸びています。更に今年はコキア(ほうき草)が仲間入り。お客様から種をいただき、育てています。もふもふのアルパカのイメージだと言うのですが、どうなるのでしょうか…秋には緑から赤く色が変わるそうです。
帽子を深くかぶり、赤い長靴をはいて草むしりに没頭している姿を見つけたら…それは私。
Iさんは、年季の入った麦わら帽子とツナギ、最近仕入れたという虫よけの網をまきつけ、なかなかのコーディネート。花が咲くまで、働くファッション観察も楽しいかもね(笑)
アルパカ達も新鮮な草がご馳走
投稿日: 2019年06月25日カテゴリー: アルパカ牧場日誌